ほとんどのトイレタンクに対応しているボールタップで自宅トイレ(TOTO)の中身を自分で交換してみました。 どうにかしたい!「お腹のトラブル」

ほとんどのトイレタンクに対応しているボールタップで自宅トイレ(TOTO)の中身を自分で交換してみました。

かなり前に「自宅トイレの便座交換」についての記事を書いたんですが・・・
最近、同じトイレのタンク内で「流し終わってからも少しチョロチョロと水が漏れている?」ような状態が続くようになってしまったため、今回は(すでに20年以上も使用しているので細かなパーツ交換などはせずに…)思い切ってタンク内の部品をほぼ総取り替えしてしまうことにしました。

ただ「総取り替え」と言いましてもトイレタンクの中ってかなりシンプルな構造になっているので「2つの部品を購入するだけ」で(…細かいことを言えば「レバーハンドル」や「オーバーフロー管」などの部品もありますが…)だいたい済んでしまうんですよね。
(ちなみにトイレの構造についてはTOTOのサイトで紹介されてますので交換前にご確認されるのがオススメ。)

費用的にもお手頃(全部で3500円程度)ですし、作業自体も・・・不器用な私には少し苦戦するところがありましたがなんとか取り付けることはできたので、少しこの記事でご紹介していきたいと思います。
「交換作業の流れ」をスグにでも見たい場合はこちらを押すと下に飛びます。

まず購入したタンク内のパーツは、
●トイレの主要部品である「ボールタップ」(タンクの水位を調整している部品)
●タンク内の水が便器に流れていく穴を塞いでいる「ゴム製のフロートバルブ と呼ばれている部品でして・・・

「TOTO S710B」という型番のトイレを使っている私が具体的に購入した商品は、
●三栄「万能ロータンクボールタップスリムタップ V56-5X-13
●TOTO「ロータンク用フロートバルブ THY418」 となります。

三栄水栓のボールタップは商品名からも分かるように様々なメーカーのトイレに対応しているので、たぶん「これを買っておけばほぼ間違いは無さそう?」と言えるような便利な商品ですが・・・
もちろん皆さんが購入する際はご自分のトイレの型番を調べてから商品ページなどでしっかり確認することをお忘れなく♪



フロートバルブについてはトイレの型番からTOTOの対応部品ページを見て「THY418」を購入しました。



私の購入時では「これら2つの部品を合わせて3300円程度」でしたので、新たに購入した「交換に必要な工具(レンチ:ダイソーで200円)」を含めて約3500円でトイレの中身がスッカリ新しくなるのならばかなり安い出費なのではないでしょうか?

●Amazonで購入した商品。
V56-5X-13とTHY418のパッケージ
V56-5X-13とTHY418の裏

・ボールタップは思ったよりもコンパクトで驚きました。
(この商品と比べても大きさはよく分からなかったですね♪)
V56-5X-13パッケージ

・商品の内容はこんな感じです。


・浮き玉の角度を調節することでタンク内の水位を変更可能。
(2枚目の角度が一番水の使用量が少ない状態)
V56-5X-13浮き球調整1
V56-5X-13浮き球調整2

ボールタップとフロートバルブ交換に必要な工具はこの2つだけ。
(止水栓を回すための「マイナスドライバー」とナットを回すための「レンチ」)
ボールタップ交換に必要な工具

というわけでここからさっそくトイレタンクの中身交換に入るんですが、ここからの記事に貼り付けていく画像は「20年以上まったく掃除をしていないトイレタンクの中の写真」が含まれているため・・・自分でもタンクのフタを開けてビックリしたぐらいの汚れ具合となってますので、画像を見る際には多少覚悟をしてくださいね♪
(画像を載せようかどうか少し迷ったんですが画像がないことにはどうにもならないので掲載することにしました。)

それと交換自体は上の「2つの工具」を使えば可能ですけど・・・パイプから水がたれたり、ゴム製のフロートバルブがタンク内で見事にとろけて?しまって触ると手が真っ黒になってしまうので「バケツ、雑巾、ゴム手袋」は必ず用意しておきましょう。

そして肝心の交換作業の流れですが・・・


ボールタップとフロートバルブ交換の流れ


  • マイナスドライバーで「止水栓を閉める」
    (時計回し、少し回しただけでスグに水は止められます)
    トイレ止水栓
  • トイレのレバーを回してタンク内の水を抜く
  • レンチで「袋ナット」や「タンクとくっついているロックナット」をゆるめる
    (水が垂れるので止水栓の下にバケツを置く)
    トイレのロックナット
  • 指でナットを回しながら「現在取り付けてあるボールタップを外す」
    トイレタンク内 古いボールタップ
  • フロートバルブ外す
    (かなり見えにくい画像で申し訳ありませんが…下の画像の青い矢印の方向に力を入れて引っ張り、オーバーフロー管から出ている棒から引き抜く感じで)

    (フロートバルブを外すのに工具は必要ないが手が真っ黒になるのでゴム手袋は必須)
    古いフロートバルブ
  • タンク内にトイレ用の洗剤スプレーをかけてからバケツで水を何度か流して軽めに掃除
    (ちゃんとした掃除は面倒なのでやりませんでした…)
    空のトイレタンク
  • 鎖を少したるませた状態にしてフロートバルブを取り付け
    (鎖の長さを調節してレバーとしっかり連動していることを確認)
  • 新しいボールタップを取り付け
    ボールタップ取り付け
  • レンチを使ってナットをしっかりと締める
    ボールタップ取り付け2
  • 止水栓を開ける
    (反時計回し、「元の止水栓の位置」を覚えておくと楽)
  • しっかり作動するのかを確認※して終了
    (「レバーを回してトイレの水が流れるか?」「流したあと、タンク内の水位が上昇したら浮き球が持ち上がって水が止まるか?」「ナット部分からの水漏れがないか?」などを確認)
という感じで、私の家の場合は「トイレタンク自体に手洗いがついてないタイプ」だったのでまだ楽だったのかな?


・・・ちなみに実際に作業してみて慣れてない私が苦戦したポイントを挙げておきますと、
  • 止水栓がとにかく硬い(古すぎて?)
  • レンチの扱いになれてないのでナットを回すのが大変だった
  • フロートバルブがなかなか外れない
    (THY418の商品パッケージに「使用工具:マイナスドライバー」って書いてあったことで「フロートバルブがオーバーフロー管にネジ止めされている」と勘違いしてしまい、強く引っ張って良いものかどうか分からないままトイレ内でしばらくアタフタしてました…)
  • 止水栓を開けたら、締め付けが弱かったのかナット部分から水がポタポタ垂れてしまった
    (一回取り外してパッキンなどの有無を確認後にしっかり締め直しをしたら水漏れはしないようになりました)

といった具合でして、けっこう苦労しながら作業に2時間ぐらいかかってしまったので・・・
「ボールタップの交換なんて超楽チンで誰でも簡単にできますよ♪」なんてことを私は口が裂けても言えず、「やろうと思えば素人でもお安く交換できますよ。」ってくらいが正直な感想かな?

それと、三栄の「万能ロータンクボールタップスリムタップ V56-5X-13」はいろいろなタイプのトイレの対応しているし、価格が安いのは大きな魅力!・・・ではありましたけど・・・
個人的には浮き玉を一番下にしてもあまり節水はできなかったし、今までのTOTOのボールタップだと「流したあとにだんだん水の出る量がゆっくりになってきてから止まる」のに三栄の商品は「水が急激に止まる(浮き球が持ち上がると「キュッ!」って水が止まる)」のが不満点?…とまでは言えないぐらいの少し気になるポイントでした。

とは言え、業者さんに頼んだら「高い材料費 + 工賃」がかかるだけでなく、そもそも作業依頼の申し込みをしたり他人を家にあげないといけないことになるので・・・
金銭面だけでなく色々な手間にかかる時間や労力を節約できることを考えれば自分で交換できてひと安心でしたよ。

私は今回のことですっかりトイレのタンク内の部品交換には慣れたので次からはもっとすんなりと作業ができそう・・・ではありますけど、
考えてみたらこんなことそう何度も経験するものでもないので慣れてもしょうがないっぽいですね。
でも次のトイレトラブルがいつやってくるのかは分からないので良い経験にはなりました♪

皆さんも「同じトイレのまま長年ずっと使い続けている」のであれば自分でやれないことはない作業ですので挑戦されてみてはいかがでしょうか?
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毎日、「便の色」をチェックしてますか? どうにかしたい!「お腹のトラブル」

毎日、「便の色」をチェックしてますか?

便(うんち)の状態は体の健康状態を知るためのとても大切な情報源となりますので「排便後に自分の便の色や形をしっかりとチェックしてる」なんて人も少なくはないですよね?
そこで今回は「便の色」について少し取り上げてみたいと思います。


便の色について

  • 通常、便の色は腸内で胆汁※の成分と混ざり合うことで濃いめの黄色になっている
    胆汁とは肝臓で作られる脂肪の消化吸収を手助けしてくれる消化液
  • 腸内環境が良いと善玉菌が作り出す乳酸・酢酸の作用により腸内が弱酸性に保たれて薄い黄色便になる
  • 黄色・緑色・茶色の便は特に問題がないことが多い
  • 色の黒い便(色の濃い便)について・・・
    ●胆汁によって便に色が付けられるので「便が大腸内に長時間留まっている(大腸内で便の水分がたくさん吸収される」と胆汁成分の割合が増えて色が濃くなりやすい
    ●胃や十二指腸などの肛門から離れた部位での出血があると便と一緒に排出されるまでの間に血液が変色して便が黒くなる
    ●腸内環境が乱れて悪玉菌が増えると腸内がアルカリ性になり便が黒くなる
  • 色の白い便(色の薄い便)について・・・
    ●大腸内をすぐに通り過ぎてしまうと便に含まれる水分量の割合が多くなり色の薄い便になりやすい
    胆汁うっ滞※により胆汁が腸内まで届かないことでも起こる
    胆汁うっ滞とは肝臓や膵臓(すいぞう)などのトラブルにより胆汁が腸に移動しにくくなってしまう状態、肌の黄疸(おうだん)やカユみなどの症状も起こる
  • 肛門付近での出血(痔・直腸がん・潰瘍性大腸炎)があると鮮血が混じって赤い便となる
    (下痢状で赤黒い便は食中毒・伝染病・潰瘍性大腸炎の可能性あり)
  • 単に「便の材料である食べ物」によっても便の色は大きく変わりやすいので、数日間の食事内容のチェックは大切
  • 「便の色がいつもと違う」というだけでなく「高熱・吐き気・体重減少・貧血・黄疸(おうだん)などの体の不調」がある場合は早めに内科や消化器科に相談しましょう


もう少し解説


皆さんの中には「自分が出した便をじっくりと見る」ということに抵抗感がある方もいらっしゃるでしょうけど、多くの人がトイレを流す前にチラッと何の気無しに見るぐらいのことはしてると思います。

そしてもしそのとき突然、黒色や白・赤・緑などいつもと違う色の便を目の当たりにしてしまうと・・・
「何かの病気なんじゃないか…」と気が動転してしまうことがあるかもしれませんが、まずは冷静に数日分の食事内容を思い浮かべてみたり、体調に変化がないのかを確認することが大切なようですね。


・・・ちなみに、こういった内容の記事なので一応自分の話もあえてしておきますと・・・
過敏性腸症候群の影響で毎日のように下痢をしている私の場合は「(便が大腸内で水分吸収されず胆汁の成分が濃縮されないので…)やはり便の色は薄めですね」と言いたいところなんですが・・・実際は色が濃い目の便を見ることが多いような気がしますね。
でも多分これは胃や十二指腸からの出血などの影響ではなく「お肉を食べる割合が多いことや自律神経の乱れから腸内環境がかなり悪い」ことが原因っぽいので、これからは便の色をチェックしながら食事内容や生活習慣に気を使う必要がありそうですよ。
あ、それと私は「赤い便」もけっこう頻繁に見ることがありますが・・・これも食事内容の影響が大きいのかな?
(トマト系のソースなんかは自分でそれほど食べた記憶がなくても翌日にはけっこう影響しているみたいですし)



とにかく・・・
正直なところ私は今まで「結局、便の色がいつもと違うことは多くの人が日常的に経験していることなのでその日だけ色の違う便が出てもそれほど深刻に考える必要がない」と少し楽観視していた部分もあったんですが、
やはり便の色や形は大切な体からのシグナルであることは間違いないですから「体の不調も同時に起こっている」とか「内視鏡検査や定期検診をほとんどしたことがない」という人は医療機関に相談されてみることをおすすめいたします。
・・・診察した結果がどちらになろうが原因が分かることで不安が解消されたり素早く対処ができますからね。
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ダイエット中になりやすいお腹のトラブル(便秘) どうにかしたい!「お腹のトラブル」

ダイエット中になりやすいお腹のトラブル(便秘)

「自分の体型や健康状態を気にしてダイエットをしている」なんて人は若い女性を中心にとても多いですよね。
とはいえ健康のことを考えてはじめたダイエットによって引き起こされるお腹のトラブル(便秘)には注意が必要だそうなので今回はそのことについて取り上げてみたいと思います。


ダイエットによる便秘について

  • ダイエットを成功させるには「食事制限」がとても大切だが、「過度な食事制限」によって便秘になってしまうので注意
  • ダイエットによる便秘の大きな原因は「食事量が減って(食物繊維不足により)便の作られる量が減ってしまう」ため
  • 食物繊維は白米や小麦などの主食から摂取できてしまうため、「食生活が主食中心の人が急に炭水化物を控えたダイエットをしてしまう」とどうしても便秘になりがち
  • そのためダイエット中は低糖質・低脂質でありながら食物繊維を多く含んだ食品を「不溶性・水溶性食物繊維のバランス良く食べる必要」がある
    →関連記事:便秘解消のための食物繊維はバランスが大切
  • 女性はもともと「腹筋が弱く便を押し出すチカラが弱い」上に「加齢によってどんどんと筋力が落ちてきてしまう」ので、食事制限だけでなく運動も組み合わせてダイエットをすることが大切

もう少し解説


女性はいろいろな原因(筋力の弱さや女性ホルモンなどの影響)で男性よりも便秘になりやすい体質ではあるのですが、さらにダイエット中の食事制限によって便秘に拍車がかかってしまうとなると大きな問題ですよね。

とはいえ「ダイエット中でも便秘にならないように主食も気にせずお腹いっぱい食べましょう!」というお話になるとダイエットの成功は遠のいてしまうので、やはり主食はそこそこに控えて便の量を増やして排便しやすくしてくれる食物繊維の豊富な食品を意識的に食べることが大切になります。

そして食物繊維の摂取法については、この記事の上にも貼り付けた「便秘解消のための食物繊維はバランスが大切」という以前に書いた記事で触れてはいるんですが、皆さんワザワザ読み返すのも面倒だと思いますので簡単にまとめると・・・

『「キャベツなどの繊維質のある野菜や玄米に含まれていて便のカサを増やしてくれる不溶性食物繊維」と「リンゴや豆類、海藻に含まれていて便を柔らかくしてくれる水溶性食物繊維」は「2(不溶性):1(水溶性)のバランスで食べる」ことが便秘解消には大切だけど、そんなことは深く考えずに「いろいろな野菜を入れて作った具だくさんのスープ」を食べてみてはいかがでしょうか?』

・・・ということぐらいしか書いてないと思うので、
とにかく「ダイエットをしているからといって食事量を極限まで減らす」のではなく「満足感はあるけど糖質は少なめな食事」をすることを皆さんも心がけましょうね。


それとさらにこういった食事内容に変更するだけでなく便を押し出すチカラをつけるための腹筋運動をしたりウォーキングなどの腸に刺激を与えてくれる運動を組み合わせることで便秘によるお腹の不快感も解消されると思いますよ。
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IBSによる下痢にお悩みなら「軽い便意」は少し我慢 どうにかしたい!「お腹のトラブル」

IBSによる下痢にお悩みなら「軽い便意」は少し我慢

過敏性腸症候群(IBS)によって下痢になってしまう人の多くは「家を出る前」とか「乗り物に乗る前」などといったトイレに行けるタイミングで「そこまで便意は感じないけどいちおう心配だからトイレに行っておこう…」と思い、何度もトイレにこもってしまう人が(私を含め…)多いのではないでしょうか?

とはいえ、実際のところはそのような行動が逆に症状を悪化させてしまうことがあるそうなので今回はそのことについて調べてみました。


トイレに頻繁に行くことで下痢が悪化?


  • 消化された食べ物が大腸に長い時間とどまることで便の水分が吸収されて固形の便が形づくられる
  • そのため、頻繁にトイレに行くことで「水分が吸収される前の便」まで無理に出してしまっていると常に下痢状態になってしまう
  • 「不安感解消のため事前に何度もトイレに入っておく」という行動自体も脳や腸に不安を再確認させてしまうため悪い影響がある
    (しかもこの事前のトイレで「満足に便が出ずに残便感が残る」と、その後さらに不安になって普段よりも少しの腸の動きにも敏感になってしまうことがあるので注意)
  • 習慣的な下痢症状改善のためには「便意を感じても多少は我慢できるようになる」「外出中はささいな腸の動きには気にしない(腸の動き鈍感になる)」ことが大切
  • 特に日頃から隙を見て頻繁にトイレに行ってしまう人は便意を我慢することに慣れてないため、できる範囲でやり過ごして「強い便意を感じてからトイレに行く」ようにするのが良い
    (逆に「便意の鈍感になり過ぎてしまった便秘の人」は少しの排便チャンスも逃さずにトイレに行くと良い。)
  • 便意に敏感な人がいきなり「外出先でトイレを我慢」をしようとするのは大きなストレスとなるので、まずは「自由にトイレが行ける自宅などで(+できれば外出予定のない日に)軽い便意を我慢する」ことからはじめる
    (休日ならば「1日1~2回程度で固形の便を出す」ことを目標に我慢)
  • 便意の我慢は「不規則な生活リズム・食生活の改善」や「自分なりのリラックス法を見つけて実践しておく」などのことをした上で行いましょう

もう少し解説


過敏性腸症候群による下痢の大きな原因が「ストレスによる自律神経の乱れ」であることは皆さんもご存知だと思います。

そして厄介なことに「その具体的なストレスの原因」というものが「トイレに行けないところでまたお腹が痛くなるんじゃないか…」という不安感であるため、ずっと下痢から抜け出せない悪いスパイラルに陥っている人がたぶん大多数なのではないでしょうか?

もちろん、IBS下痢型で長年悩む私もそんな人の中のひとりなので・・・
「できるだけ外出前に便を出し切ってしまおう!」という気持ちのあせりから、毎朝のように少しでも「お腹がキュッとなるあの独特の感覚」を感じたり、腸が動いてお腹が鳴ったりしたら何度もトイレに駆け込んでしまっています。

とはいえ上にも書いたように、こういった「不安感を解消するための行動が実は下痢症状を悪化させていた。」ということになると「今まで自分がしてきたことはなんだったのか…」と少し落ち込んでしまう意外な事実だと感じておられるかたもいらっしゃるかもしれませんね。

ただ、正直なところ個人的にこのことは以前からウスウス感づいていたことではありまして・・・
やはりどう考えても「一日中お腹のことで頭がいっぱい」なんて状態が健全なわけもなく、まして朝に「まだ起こってもいない出先での腹痛の恐怖(予期不安)からトイレに何度も行っておく」なんてのが正しい解消法なワケないんですよね。


そのために「便意を我慢することに慣れる」ことが過敏性腸症候群による下痢症状を改善させる有効な方法となるようで、
たしかに「本来出るべきでないタイミングの下痢便を無理に押し出す」のではなく「ある程度腸内で水分を吸収させてしまう」ことをすれば固形便が肛門のフタのような役割をしてくれるため「我慢して便意をいったんやり過ごせばそれからは便意をコントロールしやすくなる」という良いスパイラルになるのではないでしょうか?
・・・なんか「軽い便意の我慢」という普通の人ならば普段から自然とやっていることへの重要性をあらためて感じてしまいました♪

それと今回調べている中で「不安感を解消するために何度もトイレに入る行動によって自分の体にどんどん不安を覚え込ませてしまっている」ということは私的にはハッとしてしまったことでしたよ。

とにかく、長い間下痢でトイレに何度も行くことが習慣になっている人(私)に対して「これからは外出前の必要のないトイレは行かないようにしましょう!」なんてことをイキナリ言われてもすぐには実行できないのかもしれませんが・・・
私も「我慢の大切さ」を頭の片隅に置いておいて普段の生活に影響がない範囲でちょっとだけ心がけてみようと思います。
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Amazonでも第1類医薬品の販売がはじまりましたね。 どうにかしたい!「お腹のトラブル」

Amazonでも第1類医薬品の販売がはじまりましたね。

Amazon(アマゾン)といえば書籍をはじめ日用品・食料品や市販のお薬など様々な商品を取り扱っている私たちにはお馴染みの通販サイトですが・・・このたび「第1類医薬品」の取り扱いがスタートしたそうですね。



もちろん、すでに有名どころの通販ショップでも普通に第1類医薬品の販売がされてますが「あのAmazonがとうとう販売する」というのは大きなニュースで個人的にはとっても気になりましたよ。


ちなみに「第1類医薬品ってなに?」という人もいらっしゃると思いますので簡単に説明しておきますと・・・
そもそも皆さんも「薬」には「お医者さんで診察を受けてから薬局で購入する処方薬」と「ドラッグストアなどで購入できる市販薬」の2つがあることはご存知ですよね?
そして今回Amazonの通販で販売が開始された「第1類医薬品」というものは「(お薬の効果や副作用が大きいため…)市販薬ではあるけど購入時に薬剤師さんの説明を受ける必要のあるお薬となっているため、一般的には薬剤師が居る店舗でしか購入できないという特殊なお薬だったんですよね。

そのため私も以前に第1類医薬品をドラッグストアで購入したことがありますが、購入手順としては・・・
●いつでも購入できる一般的な市販薬とは違う場所に置いてある「第1類医薬品の空き箱」を薬剤師さんに見せる
●薬剤師さんが奥から商品を持ってきて商品説明(注意事項の確認)をしてくれる。
●説明を聞いたらその場で代金を払う。(ドラッグストア内での日用品などのお買い物とは別会計)
・・・という感じの、それほど大変ではないとはいえ普通に市販のお薬を買うのとは違う流れで購入する必要があるため、
正直なところ薬の説明自体はそれほど大袈裟なものではなくかなり形式的なものだし「わざわざ薬剤師さんの時間をとらせる程でもないなぁ…」なんてことを少し感じていたので通販最大手Amazonでのネット販売はかなり嬉しいことでしたよ♪

特に、Amazonでの商品ラインナップを見てみてもまだまだ少なめ?とはいえ「(商品名はあえて言いませんが…)男性・女性ともに面と向かって購入するには少し気が引けてしまうお薬」も購入できるという点において、今までドラッグストアで第1類医薬品を購入していた人もAmazonを利用し始めるのではないかと強く感じましたね。

そして、さらにこういった「薬のネット販売」の流れが加速していって・・・
以前の記事でも取り上げた「過敏性腸症候群の症状を改善してくれる市販薬のセレキノンSもそのうちネットで購入できるようになる!?」なんてことを長年IBSで悩んでいる私はひそかに期待してしまいましたけど・・・
セレキノンSに関しては第1類医薬品よりも販売に関して規制のある「要指導医薬品」ですのでまだまだ先のお話になりそうですね。
(要指導医薬品として一定期間販売されたのち、第1類医薬品に変更されることがあるみたいですので希望はありますが♪)

とにかくAmazonで第1類医薬品を注文する際に少しだけ質問に答える手間があるとはいえ、ドラッグストアで購入するよりはかなり手軽に購入できるので皆さんもご利用になってみてはいかがですか?
・・・もちろん、どんな種類のものだろうが「そもそもお薬に頼らないで生活する」ことが一番重要なんですけどね♪
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お手頃価格なフィルムタイプの下痢止め:「ロペラFLM」 どうにかしたい!「お腹のトラブル」

お手頃価格なフィルムタイプの下痢止め:「ロペラFLM」

「水なしで服用できるフィルムタイプの下痢止め」といえばトメダインコーワフィルムという商品が有名ですよね。

トメダインコーワフィルムは私も長いこと愛用している市販のお薬なので、以前にこのサイトでも取り上げましたが、今回はこの商品に成分や形状がとっても似ている「ロペラFLM」を実際に購入し試してみたので少し紹介してみたいと思います。

こちらのロペラFLMの商品特徴としては・・・
簡単に言ってしまうと、ロペラミド塩酸塩※により下痢症状が改善できる水なしで飲める携帯に便利なフィルム状の市販薬とった商品となっております。(「トメダインコーワフィルムとほぼ同じお薬ですよ。」というだけで説明は済んでしまうのですが…)
ロペラミド塩酸塩といえば下痢止め薬としてはかなり強めな効果がある定番の成分なので、皆さんも病院で「下痢がヒドいんです」と訴えたときに(食中毒・感染性の疑いがなければ…)こちらの成分が入った「ロペミンカプセル」を処方された経験があるのではないでしょうか?


というわけでここからは実際に購入したロペラFLMの画像を貼り付けながら感想を書いていきたいと思いますね。

まずはパッケージですが・・・私は今回「サンプル百貨店」というサイトで「5個セット990円の激安品(そのぶん使用期限が短め)」を購入したのでこんな状態で家に届きました♪


パッケージの裏側


ちなみに「サンプル百貨店」については・・・もうすでに有名なサイトですし、ここで説明していると記事がゴチャゴチャしてしまいそうなので簡単にだけ触れておきますが・・・
要は「ちょっと訳アリ?な食料品やお薬、化粧品、家電製品などがオトクに購入できる通販サイト」となっておりまして、個人的には「ときどき超お買い得商品が登場する…かな?」ぐらいの印象ですので、皆さんもとりあえず会員登録をしておいてちょこちょこチェックしておくことはオススメですよ。(かなり割高な商品もあるので要注意♪)

ロペラFLMの中身については6枚入りですのでこのように感じになっていて、少し驚いたのがトメダインコーワフィルムよりもかなり大きめなサイズとなっていたんですね。


外側のパッケージの比較。



裏側も並べて撮影。

当たり前ですけど「両方ともロペラミド塩酸塩が1枚あたり0.5mg入っている下痢止め薬」なので違いは添加物の差ぐらいですよね。

そして私が購入前から一番気になっていた「ロペラFLMとトメダインコーワフィルムとの効果や使用感の違いについては・・・これはハッキリって私からするとロペラFLMのほうが良かったですよ。

というのも効果の違いについては「主成分が同じで同量配合されている」のでまったく差はないので、使用感の違いぐらいしか2つの商品に差はなく・・・
今までお世話になっていたトメダインコーワフィルムは私の感覚では「少し舌上で溶けにくい」という不満点があったんですが、ロペラFLMはかなりスンナリと溶けてくれたんですよね。

なので使用感は「トメダインコーワフィルムはフィルム状でつるつるとしている」反面、「ロペラFLMはシート状で口溶けが良く、ミント系の味でスッキリする」というような感じでしたよ。
(…なんかお薬の表現としてあまり適切でありませんけどね♪)

それに大きさに関しても、一見トメダインコーワフィルムのほうがかなりコンパクトなのでお財布などに携帯するには向いていそうですが、ロペラFLMも薄くてほとんど邪魔になることはないのも好感触でした。


というわけで、私が実際にロペラFLMを試してみた結果、
「これからはトメダインコーワフィルムではなく、価格もある程度お手頃なロペラFLMを積極的に購入していこう!」
・・・と断言したいところでしたが、残念ながらロペラFLMは販売されているお店が少ないため「特にこだわらずに安く販売されているどちらかの商品を買う」ぐらいにしておきますね。

とにかく、市販されている携帯用下痢止め薬の選択肢が増えたのはとっても嬉しいことだったので今回は良い買い物ができました♪
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「NowFoods社のアシドフィルス&ビフィズス菌サプリメント」を試しに購入してみました どうにかしたい!「お腹のトラブル」

「NowFoods社のアシドフィルス&ビフィズス菌サプリメント」を試しに購入してみました

お腹の調子を整える目的だけでなく、免疫力アップや美容などの目的「乳酸菌サプリメント」を使用している方は多いですよね。

そして過敏性腸症候群の下痢型である私も以前から乳酸菌サプリに興味はあったのものの、いわゆる「新ビオフェルミンS」のような整腸剤ぐらいしか試したことがなかったのですが、
前に少し気になる情報が得られたこともあって今回「Now Foods社」の「アシドフィルス&ビフィズス菌 80億」という乳酸菌サプリメントを実際に試してみました。

ちなみにその少し気になる情報というのは・・・
「アシドフィルス菌がIBS(過敏性腸症候群)症状に悩んでいる人に効果があるのではないか?」という情報でして、
私がその情報をどこで知ったのかは忘れてしまいましたけど、たしかにあらためて検索してみるとこちらのページにそのような報告がありましたね。

そこで私も「IBS患者に効果があるかどうかは別にしてアシドフィルス菌は食事ではあまり摂取できない乳酸菌だし、腸にも効率よく作用してくれるみたいだから試してみようかな…」ぐらいのそれほど大きな期待はせず購入してみることにしましたよ。

とにかく、まずはそのような理由から購入した商品のパッケージ画像を貼り付けておきますね。



私は通販ショップのAmazonで「海外直送品」を購入したんですけど、やはり通販で自宅にいながら海外の商品を(お手頃な価格で)購入できるのは便利ですし、冷蔵での保管を推奨されいるサプリなので鮮度?のことを考えて海外から直送してくれるというのは嬉しいポイントですよね♪
(自宅に届いたのは普通便でしたが…)

サプリメントは透明なカプセルタイプとなっていて、大きさ的には「一般的な市販の風邪薬と同じか少し大きいぐらいのサイズ」となってましたよ。



そして肝心なポイントである「サプリの効果」なんですが・・・
ここで私が仮に「とても良く効きましたよ!」と書いたところで「人それぞれ乳酸菌との相性には大きな差がある」ためあまり参考にならないですし、結局のところは「そういえば朝のヒドい下痢症状は少し良くなった・・・のかなぁ?」ぐらいが私の正直な感想といったところとなりました♪

さらに私の場合は「下痢をしなくなった=IBSが治った」という状態ではないのが厄介な問題となっていて・・・
たとえ多少は下痢をしてしまったとしても、朝に「ある程度は出しきった。」という安心感さえあれば(そこに下痢止め薬を上手く使用するすることで…)日常生活ができるようになるので、中途半端に下痢症状が改善してしまっても「便が出しきれてない不安感」があってしまってはそれはそれで問題なんですよね・・・

まぁもちろんこれはあくまで私のケースでのお話ですし、このサプリによって便のニオイに関してはかなり改善されている印象で「しっかりと腸内環境に作用している」ことは実感したため、これからも「1日1カプセルぐらいのペース」で飲み続けてみようかと思います。
(上に貼り付けた画像にもあるように「120カプセル入りの商品を2つ」購入したのでまだまだタップリ残ってますし♪)



そんなわけで、「このサプリはIBS症状で悩む方に絶対オススメです!」というところまで私は言えませんが、
アメリカのナウフーズといえば世界的に有名なサプリメントを取り扱う大手企業ですし、腸との相性が良ければ便通異常以外にも皆さんが目的とする効果が得られることはありえるのでお試しになってみてはいかがですか?

ちなみに、こういった乳酸菌サプリメントは(ヨーグルトなどの乳酸菌を含む食品も含めて)最低でも2週間ぐらいは試して様子を見る必要があると言われてるので、それほど急激な効果を期待せずにまずは習慣的に飲み続けることはお忘れないようにしましょうね。
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